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2005年11月30日

今日は何の日

みなさんは、今日が何の日だかご存知だろうか。

今から約30年前の11月30日、コニカが世界初のAF(オートフォーカス)カメラ「コニカC35AF」を発売したという。愛称は「ジャスピンコニカ」。なんともしっくりくるニックネームである。

今やカメラにAFが搭載されているのは、ごくごく当たり前のことで、カメラ付き携帯電話でさえAF機構を備えているものがある。
勿論、私もD70で写真を撮るときにはたいていAFのお世話になっている。

近年のカメラの自動化は目まぐるしく、AFをはじめ、AE(自動露出)、手ぶれ補正など撮影者の負担を軽減する様々な機能が開発され、広く人々に使われるようになった。
もしかすると将来、自動でフレーミングをして、シャッターを切ってくれるようなカメラが登場するかもしれない。そこまでいくと、もはやカメラではなく「撮影ロボット」になってしまいそうだが、あまり冗談に聞こえないのが恐ろしい。

「鉄撮りに100の質問」でも書いたのだが私自身は、あまり機材が進歩しすぎると趣味としての写真の愉しさが半減してしまうと考えている。今でも趣味でマニュアルカメラを使っている方がおられるのも、写真を撮るためのステップ(構図を決め、絞り値・シャッタースピードをセット、ピントを合わせレリーズする)を愉しんでいるからではないだろうか。無論、報道や商品撮影などの、いわゆる「仕事」は別問題であるが。

これから30年後、カメラは一体どのように進歩しているだろうか。。。

投稿者 muro : 2005年11月30日 00:52

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